Wine Love

ワインぶどう品種

ぶどうの品種について学ぶコーナー。代表的なワイン用ヨーロッパ系品種としては、カベルネ・ソーヴィニヨン、ビノ・ノワール、メルロー(以上赤ワイン用)、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、セミヨン(以上白ワイン用)などが挙げられますが、その品種は多様を極め、全体では約5000種にも上るといいます。 ワインは種類によって色や香り、味わいを異にしますが、それは原料となるぶどうの品種が違うため。それぞれの品種の特色を知っておけば、ワインの味を予測できるというわけです。

カベルネ・ソーヴィニヨン

特徴 赤ワインらしい渋み、酸味の個性が強く、コクもある重厚なワイン。ボルドー、メドック、グラーヴの代表品種。 色は濃く強い赤色、または青みの強い赤色。(熟成したものは深いガーネット色) カリフォルニア、オーストラリア、チリ。ボルドーでは多品種とブレンドして使用するが他地域は単一品種での使用が一般的。
香り 代表香:ブラックベリー、カシス、ホオズキ、プラム、緑胡椒、黒胡椒、チョコレート、リコリス、ローズマリー、ミント、 シダ、ユーカリ、木の皮、タバコ、葉巻の箱、鉛筆の削りかす、インク、バラ、スミレ等
黒みがかった果実、特にブラックベリーやカシスを中心に胡椒、木の皮の香のものが多い。コンビニワインでは若々しい果実味が感じられる。 優れたものや熟成のしっかりしたものではブラックチョコレート(ビター)、甘草(リコリス)、カシスリキュール、鉛筆の削りかす、 葉巻の箱、タバコ、杉の木の香。特別に優れたものはバラの香が感じられる。逆に成熟の満たないものには果実香に達しない野菜、草、 特にピーマン系の香が残る。アロマティックと評価できる品種である。
タンニン(渋み)が強く、濃い味で、コクが強いフルボディータイプ。未成熟のものは渋みがはっきりとし、酸味が強い。 優れたものや熟成したものは、酸味が滑らかで、渋みも力強さに対して滑らか且つ味に深みが見られ、酸味と渋みのバランスに優れる。
相性 重厚なソースを使用した肉料理やシンプルに肉の旨みを強く出す肉料理との相性は最高。

メルロ(メルロー)

特徴 優れたものはカベルネ・ソーヴィニヨンに比べて渋みや酸味といった排他的な個性が少なく、それでいながらまろやかでコクのしっかりした赤ワインとなる。 価格に比例する味わいゆえにワイン通は推奨するが、初心者は美味しいものに出会えない。ボルドー、ロワールが有名だが、カリフォルニア、 イタリア北東部でも栽培され、コンビニワインレベルではオーストラリアやチリ産も多く見られる。またカルメネールはメルロとは別の葡萄であるが、 メルロ、カベルネ・フランと混同されることもある独自性希薄な品種でもあり、チリ産のメルロは大半はカルメネールであったり、または混在しての栽培により メルロといいながらメルロ単独となっていないともいわれる。 色は美しく深みのある赤で、熟成するとレンガ色に近づく。
香り 代表香:プラム、ブラックベリー、ブルーベリー、カシス、フランボワーズ、プルーン、干し杏、小豆、スミレ、牛フィレ肉の赤み部分、黒トリュフ、キノコ、 なめし皮、鉛筆、ブラックチョコレート、ミルクチョコレート、フルーツケーキ、赤味のフィレ肉、鉄くぎ等
フルーティーで香り豊かで、果実の香の中にスパイスの香も感じられるその個性はカベルネ・ソーヴィニヨンに近いが、カベルネ・ソーヴィニヨンが その果実香に小さい黒い果実の個性が感じられるのに比べると、やや大ぶりの黒い果実の印象を残す。プラムの香が特に目立って感じられやすい。 熟成によりなめし皮やフルーツジャム、黒い果実系リキュールの香も見られる。高級なものはトリュフの香も見られる。
カベルネ・ソーヴィニヨンに比べると渋みや酸味が控えめで、優しい味わいでありながらも、ベリー系、カシス系の果実味は十分に豊かであり、 そしてまろやかである。ただしカベルネ・ソーヴィニヨンには劣るとはいえ、渋みが弱い品種というわけではない。それでも渋みの質感が柔らかく、 そして細かいキメで繊細な味わいを構築するために、複雑にして丸みと滑らかさをもつ親しみやすい濃厚な赤となる。一方ではコンビニワインクラスでは、 酸味が主張しすぎることも多く、安価なものに優れた味わいのものを見つけることが非常に難しい品種でもある。
相性 ハンバーグというように、柔らかい肉料理との相性が良い。デミグラソースなどとも相性が良く、挽肉料理には全般的に使い勝手が良いワイン。 チーズではクリーミーさと野性味を感じさせるミモレットとの相性が良い。

カベルネ・フラン

特徴 ロワールでは単一品種でつくられるが、それ以外ではブレンドされて用いられることが多い。中でもボルドーブレンドの重要な品種であり、 カベルネ・ソーヴィニヨンの性格を和らげることができる。食材の細やかな個性を妨げない柔らかさを示す。 色は明るく鮮やかな赤色から厚みのある黒味がかった赤。
香り 代表香:ピーマン、ジャガイモの皮、木苺、サクランボ、スミレ、ブラックベリー、ラズベリー、ブルーベリー、天草、丁子、胡椒、青野菜等
カベルネ・ソーヴィニヨンをソフトにした印象も、ピーマンやジャガイモの皮の個性がやや強い。木苺、サクランボ、スミレ、各種ベリー系、天草などの香に 丁子や胡椒の香が加わる。赤ワインの中では草系の香が目立つ品種。
カベルネ・ソーヴィニヨンに近いが、それに比べて酸味や渋みが少なく、ソフトで繊細さを持つなカベルネ・ソーヴィニヨンという印象。 渋みの質は柔らかく、そしてしなやかであり、熟成させないままに繊細さやまろやかさといった性格も示す。性格の主張性がないものの、 味の質感は優れた品種。ハーブや草系の香から生れる酸味はややスパイシーに小さくキリリと立ち上がる傾向も見られる。
相性 単一品種のワインは少ないのですが、癖のある肉料理には相性が良く、獣色のある鹿や猪などと相性が良い。 チーズもシェーブルのような野性味を残すものが良い。

ピノ・ノワール

特徴 ブルゴーニュが最高峰であり、他の地域との差は歴然。しかしオレゴン、カリフォルニア、NZではそれなりのレベルのものが生れている。 シャンパンにも使われ、この品種を使うことでコクが出る。 色はカベルネ・ソーヴィニヨン、シラーよりも控えめではあるが、透明感と深みを併せ持つ明るい紅色で華やかな印象に優れる。 熟成したものはレンガ色に近づいていく。
香り 代表香:チェリー、ラズベリー、チェリー、サクランボ、コケモモ、カシス、小さな赤系の果実、スミレ、バニラ、キルシュ、シナモン、干し肉、 ジビエ(狩猟した生肉)、トリュフ、キノコ類、革製品、落ち葉、腐葉土、タバコ、海草等
ラズベリーやイチゴの果実味と酸味を感じ、その後にチェリーの香が浮き上がるものも。ブルゴーニュ以外の地域ではチェリーやカシスなどの 他の赤ワインが持つ個性に近い香が見られることもある。熟成したものはフルーティーさに、重厚さとアロマティックさが加わり、腐葉土やなめし革、 キノコの香が見られる。最高級のピノ・ノワール種ワインであるロマネ・コンティは海草の香が感じられるといわれる。繊細で複雑な香の特徴が際立つことが 個性であり、魅力。優れたものは赤い果実などのフルーティーな香となめし皮系のしっかりした香を共有し、他の品種には真似できない繊細で複雑な香を構築する。
渋みの軽さ、柔らかさはその美しき舌触りから「絹のよう」とさえ評されるほど。渋みよりも酸味、そして果実味が中心の味わい。 地域によっては力強い味わいのものも見られるが、総じて軽めで繊細な味わいのものが、他の黒葡萄の品種に比べて多い。また余韻が長く、 美しいものも多く、全体として綺麗で上品な味わいを示す。
相性 香りの美しさを楽しむワインですが、意外と食材の香りと混沌とすることが少なく、香り豊かな素材や料理とも相性の良さを感じさせます。 肉料理では照焼きとの相性に優れる数少ないワインであります。 チーズではその香りが強烈なウォッシュチーズとの相性に優れるワイン。

シラー(シラーズ)

特徴 南部フランス、オーストラリア、コート・デュ・ローヌ、プロヴァンスなど。ローヌのものが最も有名。 色は黒、もしくは紫がかった濃い赤色。
香り 代表香:ラズベリー、ブラックカラント、ブルーベリー、ブラックベリー、プラム、プルーン、スミレ、ユリ、ユーカリ、天草、ラベンダー、 黒胡椒、丁子、シナモン、ベーコン、ジビエ(狩猟した生肉)
果実香とスパイス香で構成されることが多く、スパイシーで野性的な印象が個性となる。ブラックベリー、ブルーベリー、スミレなどのスモーキーな果実香や ラズベリー、ブラックカラントのフレッシュな果実香、そして粗挽き黒胡椒、グリーンハーブなどのスパイス香、そして黒糖、なめし皮、ジビエ(狩猟した生肉)などの 重厚な香が加わる。メルロのようなプラムジャムなどの個性が見えることもある。
スパイス系の辛味が多品種よりも強く、またアルコール分が高いためにそこから生れる辛味も感じられる。渋みも十分にあるが、その個性は重厚さよりも フレッシュさに重心があり、カベルネ・ソーヴィニヨンほどの重さはない。コクの強い骨太のワインであるが、果実の味も十分に感じられるため、 その存在感こそ最重要品種ではないながらも、ワインとしての完成度は高い。
相性 スパイシーな香りを持つワインであり、同様にスパイシーな個性をもつ食材との相性に長ける傾向があります。 塩胡椒はもちろん、ローズマリーなどの個性の強いハーブから、オリエンタルスパイスや、エスニックな味付けのものには、非常に重宝するワインです。 チーズは癖の強さがある、ゴーダチーズなどとの相性が良い。

ガメ(ガメイ)

特徴 早期熟成の安価な大量生産ワインとして長く扱われてきたが、ジョルジュ・デュブッフの優れた醸造により、ボジョレー・ヌーボーの品種として 高い人気を持つようになった。ほとんどのものはブルゴーニュのボジョレー地区で造られるが、ロワール、カリフォルニア、東ヨーロッパ圏、 トルコなどでも栽培されている。寒い地域で栽培されるほど軽い味わいとなる。 色は明るく、若々しい色彩で、ルビー色もしくは紫がかった赤、深紅色と評される美しい色。
香り 代表香:イチゴ、フレッシュグレープ、ラズベリー、チェリー、ブラックベリー、西洋スグリ、バナナ、スイカ、イチゴジャム等
芳香に富み、フレッシュな葡萄の印象から、イチゴジャムなどのねっとりした印象まで果実味は豊か。ボジョレー・ヌーボーにはバナナの香も見られる。
軽めの味わいで、フレッシュでハツラツとした性格が魅力。渋みが穏やかで、その新鮮で明るい果実味が前に出やすい。酸味は強くはないが、 生き生きとした性格で味わいの基調となる。
相性 ガメ種は伝統的に肉料理とあわせたいワインです、鶏肉や牛ヒレ肉との相性にも長けますが、やはりここは豚肉、それもフランクフルトや ハムなどの料理が良いでしょう。

サンジョベーゼ

特徴 トスカーナをはじめとするイタリアの代表的主要品種。気温が高い年はリッチでハイアルコールの長熟タイプに、冷涼な年は酸味渋みが強くなるという ヴィンテージごとの個性を楽しみやすい品種。カベルネ・ソーヴィニヨンとのブレンドも多い。キャンティー(トスカーナの高級ワイン)に使用される品種である。 収量過多はワインの酸を目立たせてしまい、色も薄くなりがち。
香り 代表香:ブラックオリーブ、ブラックベリー、ブルーベリー、ラズベリー、ストロベリー、干しプラム、チェリー、ミニトマト、ドライフルーツ、黒胡椒、 白胡椒、丁子、シナモン、ローズマリー、アーモンド、ゴボウ、鉄くぎ、革製品、トリュフ、ダージリン等
果実香、スパイスの香、ハーブの香を感じさせるものが多い。中でもブラックオリーブの香は品種の主要な個性であり、またシラーほどではないが胡椒や丁子、 シナモンなどのスパイス香、ローズマリーなどのハーブの香も見られる。温暖な地域ではブラックチェリー、冷涼な地域でつくられるキャンティーなどは ラズベリーなどの赤系果実、逆に温暖な気候ではブラックベリーなどの黒系果実の個性が出やすい。熟成されたものは革製品の香も感じる。
収穫過多の場合は酸がギスギスと目立つ。正しく収穫制限を行った場合は、酸が先走らずにふくよかで豊かな酸味を感じさせ、 また渋みもしっかりと感じさせるフルボディータイプとなる。コンビニワインクラスでもフルーティーで飲みやすく、コクのある濃い味ながらも 柔らかい味をみせる優秀なものが多い。熟成された高級品はよりまろやかさが増していく。一般的には渋みが穏やかながら酸味の美しさを 感じるものが期待されると思われる。アルコール分の高さも魅力。
相性 カベルネ・ソーヴィニヨン同様に肉料理とあわせたいところです。ソースはトマトソースやオリーブオイルとの相性がよく、またパルメザンチーズとの 相性にも長けるためにイタリア料理の多くとあわせやすいワインです。

テンプラニーリョ

特徴 スペインワインとして最も人気のある品種。スペイン、ポルトガルで栽培され、中でもリオが有名。味、香に優れ、はずすことの少ないワインであるが、 品種の個性が幅広いために、美味しいけれど求めていた味とは違うということもありえる。そのためか内容に見合う評価や人気を得ていない。 また軽いタイプのものは殆どの料理と相性を見せる赤ワインとして便利。色は黒っぽい赤や、深い色あいのものが多いが、薄い赤色のもあり、一様ではない。
香り 代表香:カシス、ブラックベリー、ブルーベリー、ストロベリー、ラズベリー、ブラックチェリー、バニラ、鉄くぎ、干し肉、革製品、トリュフ、タバコ等
コンビニワインではまだまだ香が強く現れていないことも多いが、香の質そのものは優れている。一方では銘柄ごとに香の性格は異なり、 多種多様な個性を楽しむことができる。多くの場合、カシス系、ベリー系の果実にそれらをドライフルーツにしたような重厚さも感じられ、タバコや革製品、 スパイスなどの香が加わる。熟成のしっかりしたものは花の香がみられる。
コクが強くありながらも、繊細な味わいで、口当たりが重過ぎず、果実味も感じさせる。酸味が強く、渋みもしっかり感じられるが、そのバランスに 優れているために滑らかな味に仕上がる。価格に対して、欠点を見つけにくい安定感のあるものが多い。樽熟成のものが多く、その個性も味に現れる。 アルコール分も高く、いくつもの風味を押し出す力にも長ける。
相性 和食との相性は難しいものの、脂っぽく強い味わいの肉料理との相性は非常に良いものを感じるでしょう。特に、強いワインが良いとはいえ カベルネ・ソーヴィニヨンでは重厚すぎて、シラーではスパイシーすぎるといった時には非常に重宝するワインとなります。

マスカット・ベーリーA

特徴 日本ワインの父といわれる川上善兵衛が生み出した赤ワイン用としては日本の最主要品種にあたる黒葡萄。 色は濃く深い色だが透明感を感じさせることも。ルビー色。
香り 代表香:マスカット、食用葡萄、リンゴ、桃、メロン、マンゴー、樽、バニラ等
葡萄の個性がそのまま出ている傾向にあり、その果実香はリンゴや桃、南国果実を思わせることあり、そこに樽熟成固有の樽香やバニラのような香りが加わることもある。
まろやかで、軽い口当たりながら、十分な果実味を感じさせる。渋みが少なく早飲みされることが多いためにためにフレッシュな印象もある。
相性 軽い味わいのため、食材の味をスマートに伝えることができる一方で、その丸みと懐のある香りにより、ある程度旨みに太さをもった食材でないと、 食材の個性を殺してしまいます。魚料理では、素材そのものに旨みが強いか、あるいは煮魚のような調理で味わうと良く、鰻の蒲焼やタレで頂く 焼き鳥のような旨みの丸くしっかりしたものに相性をみせます。チーズではカマンベールやパルメザンなどにすっきりした果実味を乗せます。

カリニャン

特徴 フランスランドック、ルーションなどを中心に、プロヴァンス、ローヌ南部で栽培。アッサンブラージュに用いられることが多い。色は濃い。
香り 代表香:ブラックベリー、イチゴ、ハーブ、樽、皮製品、鉄、インク等
皮製品の香が強く、個性的。
タンニン強く、アルコール分も強く出るので、ブラックベリーを思わす果実味にハーブやスパイス系の風味と、ココアや樽などを思わす重重厚な風味が感じられる。
相性 個性的な香りを持つために、あわせる食材も癖のあるものが好まれます。定番はアヒル、そして北京ダック。

グルナッシュ(ガルナッチャ、カンノーナウ)

特徴 世界第2~3位の栽培面積の人気品種だが、シラー種などとブレンドされることも多く、単一品種のワインとしては強い人気は持たない。 またロゼに使われることも多い品種でもある。フランス南部(ロゼにも使用)、スペイン、イタリア、カリフォルニア、オーストラリアなどで栽培される。 色はややオレンジがかった、もしくは淡い赤でありながら、深みのある色。
香り 代表香:プルーン、レーズン、ラズベリー、フランボワーズ、ドライフルーツ、ジャム、赤い果実、タイム、ローリエ、ローズマリー、ブラックオリーブ、 ジビエ、モカコーヒー、チョコレート、タバコ等
ドライフルーツを思わせる力強い果実香が特徴で、プルーンやレーズンなどのセミドライ系の香が感じられる。優れたものにはフランボワーズや黒胡椒、 各種スパイスや赤い果実系の個性が、熟成によりジビエ、モカコーヒー、チョコレート、タバコなどの香が表れる。香の濃厚さからジューシーさ、 スパイシーさや、ジャミーな印象を残すこともある。
アルコール度高く、辛口のものも多いが、果実味豊かで、タンニンは強くなく、ほのかな甘味と酸味を感じさせるために、ボリューム感のある味わいを 見せながらもねっとりとまろやかな印象を残す。
相性 果実を思わす風味が密密としているために、同じように密度を感じる味付けの肉料理をあわせたいところです。 また果実味の中にみられるほのかな甘味が、食材の辛味を柔らかくするために、肉料理の味付けを少し辛口に仕上るとよりワインと肉料理の距離が近づきます。

ネッビオーロ

特徴 イタリアの黒葡萄では最高品種であり、バローロはこの葡萄によるもの。イタリア北西部のピエモンテが有名で、ロンバルディア等でも主要品種。 色は黒に近く、深みのある濃い赤。
香り 代表香:果実、革製品、スミレ、バラ、ビターチョコ、タール等
深い香であり、果実香の強さと、花の香に加え、皮やタールを思わせる個性的で重厚な香を持つ。
渋み、酸味、コクの強さをみせますが、基本的に渋みの強さ、鋭さがこのワインの味を主導し、この渋みと酸味やコクがどれだけバランスがとれるかによって 評価されるようなワインだと思います。濃厚な味わいで、赤ワインであることを明快に主張します。
相性 イタリアの最高品種であり、ここは間違いなくイタリア料理とあわせなくては、このワインが勿体無いと思われるほど。しっかりした味わいであるために、 バターやオリーブオイルといった油脂分の個性の強いものにも負けることがなく、オイルをふんだんに用いたイタリア料理でその真価を発揮する。

ピノ・タージュ

特徴 南アフリカの独自性が強い品種で、ピノノワールとサンソーの交配種。果実味が豊かで、コクや酸味、渋みもあるため将来性が期待されている。 色は黒に近い深い色。
香り 代表香:プラム、サクランボ、カシス、レーズン、コーヒー、チョコレート、カカオ、バニラ、樽等
プラム、サクランボ、カシスを思わす果実香と、カカオ、そしてバニラを思わす甘い香り。
渋みがしっかりとしながら、果実味も濃厚で豊か。スパイシーさもあるが、軽い甘みが感じられる。コクや酸味もしっかり存在し、 余韻に引き締めた表情を与える。複雑すぎないさっぱりしたものから、複雑な風味を構築するものある。
相性 シンプルな肉料理で、その整った味わいを崩すことなく楽しむことが良い。豚焼肉との相性にも優れており、焼肉パーティーのような カジュアルに肉をつまんでいくような、料理の展開がないような場面でも、飽きのこないワイン。また脂の強い魚にも何とかあわせられる。

マルベック

特徴 フランス南西部のカオール等で主要品種として栽培されるが、最近はアルゼンチンも有名。香が強く、渋みも強いために、 このワインを使ったソースで食べる料理や、油の強い料理など味付けの濃いものとの相性に優れる。 色は黒ワインと呼ばれるほど黒に近い赤。
香り 代表香:ブルーベリー、ブラックベリー、プラム、スミレ、ラベンダー、インク、ブラックペッパー、ナツメグ、化粧品等
密度のある果実香に、ハーブやスパイスを思わすエキゾチックな香りが加わり、化粧品の印象も与える独特で強く刺激的な香。
果実味は凝縮性があり、厚みのある味わいをつくり、酸味も適度に感じられバランスも良い。渋みが強く、どっしりとしたたくましさを感じさせる味わい。
相性 渋みや香りに個性が強く、それに負けない料理が求められます。脂の強い肉料理や、濃厚なソースを用いた肉料理を定番としながら、 ジンギスカン、として鶏肝のような少し癖のあるものが好まれる。
Copyright © 2014 wine-love